「カットタイプ」、「長さ」、「ソリッド(固形度)」がカギに
フレンチフライポテトは「カットタイプ」、「長さ」、「ソリッド」の3条件が整えば、歩留まりが改善します。

USDA (米国農務省)と業界が定めたフレンチフライポテトの長さの規格があります。
等級が高いほど長いものを意味し、歩留まりが優れていることを表します。
プレミアム・エクストラロング(PXL) -業界標準
▶3インチ以上=35%以上、2インチ以上=85%以上
エクストラロング - USDA規格
▶3インチ以上=30%以上、2インチ以上=80%以上
ロング - USDA規格
▶3インチ以上=15%以上、2インチ以上=70%
ラインフロー - USDA規格
▶3インチ以上=規定なし、2インチ以上=50%以上

フレンチフライポテトは、水分と糖分とデンプンと微量の油分で構成され、水分を除いたもの全てを総称してソリッドと言います。高ソリッドのフレンチフライポテトは水分含有量が少なく、軽いのが特徴です。高ソリッド製品を選べば1kgあたりに含まれるフレンチフライポテトが多くなることから、歩留まりアップにつながります。
フレンチフライポテト『 長さ』の違いによる歩留り比較
比較製品 (A) 3/8"ストレートカットPXL (B) 3/8"ストレートカット ラインフロー
歩留り比較 同じ重量で比較した場合、(A)が約20%歩留り増(製品により割合は異なります。)