じゃがいもの魅力
じゃがいもについて
日本のほとんどのご家庭で年間を通じストックされ利用されている、保存がきく便利な食材じゃがいも。そんなじゃがいもはミネラルが豊富でしかも低カロリーだということはご存じでしょうか。
魅力とは…
煮る、焼く、茹でる、蒸す、揚げるなど、さまざまな調理に対応する万能な食材です。日本では、具材として用いられることがほとんどですが、欧米では主食として食べられることも多いです。
炭水化物や澱粉だけでなく、ビタミン、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれます。また、同じ量のご飯と比べカロリーが約半分。ダイエット食としても人気です。
コラーゲンの生成や抗酸化を促すビタミンCが、みかんとほぼ同じ量含まれます。ビタミンCは通常 熱に弱いのですが、じゃがいものビタミンCは熱に強く、加熱調理しても損なわれにくいのが特徴です。
体内のナトリウム量を調整し高血圧を予防したり、利尿作用によるむくみ改善、粘膜やリンパの抵抗を強めるカリウムが多く含まれます。ビタミンC同様 熱による損失が少ないです。
じゃがいもの食物繊維含有量は非常に多く、同じ量のご飯と比較すると約5倍に相当します。特に皮の部分に多く含まれるので、つい捨ててしまいがちな皮も調理して食べるようにすると良いでしょう。
世界では、米、小麦、トウモロコシに次ぐ「第四の穀物」として作付けがすすめられ、また、「貧困のパン」と呼ばれ多くの飢餓をも救っているじゃがいも。おいしさも栄養も豊富に詰まったじゃがいもは、これからも世界のお腹を満たしていく重要な食材です。